診療科紹介
呼吸器センター(呼吸器内科・呼吸器外科)

北海道のがん診療連携拠点病院として北海道の肺癌治療をリードし、肺癌手術・抗癌剤治療・放射線治療から緩和ケアまでのすべての段階の治療を推進しています。その他、肺の病気の診断・治療から手術まで一貫した治療を受けることが出来ます。

呼吸器内科
概要

当院では最も長い歴史を持つ診療科です。日本内科学会認定教育施設、日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設として、肺癌(約180/月)、気管支喘息(約600/月)、 間質性肺炎(約80/月)などの診断と治療に携わっております。特にがん診療拠点病院として北海道の肺癌診療に貢献しています。 また、息切れ・呼吸困難についての豊富な診療経験を持ち、COPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめとした多くの病気について、薬物治療の他に、包括的呼吸リハビリテーションを積極的に推奨しています。さらに呼吸不全の在宅酸素療法(約80/月)、非侵襲的在宅人工呼吸療法(約30/月)について信頼できる根拠に基づいた多年にわたる治療実績があります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)には1泊2日の正確な診断が出来る道内最大の診断設備を備え、道内随一の豊富な診断・治療成績があります。

ユニークな診療
  • 睡眠時無呼吸症候群の診断は1泊で終夜睡眠ポリソムノグラフィーを行い、治療 はCPAPなどを患者さんに応じて選択し効果を上げています。
  • 肺癌の集学的治療・トータルケアに向けて、健診センターから始まり緩和ケア病棟まで広い守備範囲を持っています。
  • 20228月より「肺腫瘍外来(完全予約制)」を開設しました。肺腫瘍が強く疑われる患者さんについて専門性の高い肺腫瘍診療を行っております。尚、この外来はかかりつけ医からのご紹介を受けた上での完全予約制となっておりますのでご留意下さい。
診療実績
2021年度分
気管支鏡 221件
局所麻酔下胸腔鏡 3件
睡眠時無呼吸症候群診断のための終夜睡眠full PSG検査 288件
スタッフ
磯部 宏
役職等 病院長
専門領域 腫瘍内科
肺癌化学療法
緩和ケア
その他 日本肺癌学会理事・北海道支部長
日本医療マネジメント学会理事
北海道対がん協会理事
日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医
日本診療録管理学会診療情報管理士
齋藤 拓志
役職等 診療部次長 兼
学生教育部長
専門領域 呼吸器病学
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
その他

医学博士

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本呼吸器学会専門医・指導医

小島 哲弥
役職等 腫瘍センター長 兼
化学療法副センター長 兼
治験管理センター長 兼
専門領域 呼吸器病学
腫瘍内科
その他

医学博士

日本呼吸器学会専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
日本臨床腫瘍学会暫定指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本内科学会内科認定医

日本内科学会総合内科専門医・指導医

福家 聡
役職等

診療部次長 兼

感染制御部部長 兼

医療安全副部長

専門領域 呼吸器病学
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
その他

医学博士

日本呼吸器学会代議員

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会理事・北海道支部長・代議員

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本呼吸器学会専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 呼吸ケア指導士
日本感染症学会認定ICD
臨床研修指導医

品川 尚文
役職等 呼吸器センター長
専門領域

肺癌

呼吸器インターベンション

その他

日本内科学会総合内科専門医

日本呼吸器学会専門医・指導医

日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

伊藤 健一郎
役職等 呼吸器内科部長
専門領域 呼吸器病学
呼吸器腫瘍
その他 日本内科学会総合内科専門医
日本呼吸器学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
荻 喬博
役職等 呼吸器内科医長
専門領域 呼吸器科
その他 日本内科学会内科認定医
日本呼吸器学会専門医
佐藤 寿高
役職等 呼吸器内科医長
専門領域 呼吸器病学
間質性肺疾患
その他 日本内科学会総合内科専門医

篠崎 鮎香
役職等 呼吸器内科医員
その他 日本内科学会内科専門医
外来医師担当表
呼吸器外科
概要

呼吸器外科部長・桑原は北海道の胸腔鏡手術の発展に尽力された北海道がんセンター・故・近藤啓史院長のもとで研鑽を積み、2008年から当院で手術に当たっています。現在、呼吸器領域を中心とした胸部の手術を年間で約100件以上行っています。2019年の手術症例の内訳は原発性肺がん57例、転移性肺腫瘍11例、気胸10例、縦隔腫瘍7例でした。この他に良性肺腫瘍、胸壁腫瘍、肺炎症性腫瘤や膿胸などに対する手術が23例となっています(1)

当科での胸部手術は胸腔鏡手術(VATS)を基本とし、手術の約90%を完全鏡視下で行っています(表2)。開胸手術に比べ拡大した画面での手術であるため繊細な操作が可能であるとともに、小さな傷で手術を行うため痛みなどの患者さまの身体的ストレスが少なく美容にも優れています(写真1)。小さな傷での手術は操作の点で技術を要しますが、開胸手術と遜色ない手術を行っています。

当科では原発性肺がんに対しましては肺葉切除と2a-2群リンパ節郭清を行うことを基本としていますが、症例に応じて区域切除などの縮小手術も行っています(表3)。

当科での原発性肺がんに対する胸腔鏡手術は、二ヶ所の操作孔と5mmカメラを入れる穴の三孔で行うことを基本としています(写真2)。女性や肺気腫・間質性肺炎などの背景疾患がない肺がん患者様に対しましては、一ヶ所の操作孔だけで従来の肺葉切除とリンパ郭清を行う単孔VATSも行っています(写真3)。

胸腺腫などの縦隔腫瘍や気胸の手術も多くを胸腔鏡手術で行なっており、基本的には一つの操作孔と5mmカメラを入れる穴で手術を行っています。若年者の気胸、良性の肺疾患・縦隔腫瘍では一つの操作孔からカメラを入れて手術を行なっています。

病気になった苦しみは病気になった人にしかわかりません。患者様の苦しみを少しでも軽くできるよう患者様に寄り添い、これからも患者様の満足行く治療を目指して参ります。

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ユニークな診療

胸腔鏡下胸手術(Video Assisted Thoracic Surgery ,VATS)

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肺癌登録合同委員会第11次事業への参加につきまして

この度、日本肺癌学会、日本呼吸器外科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会により運営する肺癌登録合同委員会の第11次事業として、2021年肺癌外科手術症例の登録作業を実施する運びとなりました。
この事業は、日本全国の外科手術・治療情報を登録し集計・分析する事で医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供できるようにする事を目指したプロジェクトです。202111日から1231日までに肺癌に対する手術を受けた患者様が対象となります。
当院ではこの趣旨に賛同しこの事業へ参加いたします。
つきましては、患者様にもこの事業へのご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

参加は患者様の自由意志によりますので、不参加希望がある患者様につきましては呼吸器外科・担当医にご相談いただければ幸いと存じます。これにより治療に際して不利益を受けることはございません。

【肺癌登録合同委員会第11事業】オプトアウト文書

スタッフ
桑原 博昭
役職等

呼吸器外科部長 兼

腫瘍外科部長 兼
心臓血管外科医長 

専門領域 呼吸器外科
その他

日本外科学会専門医

呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医

外来医師担当表
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