看護部概要

看護部は、9病棟と集中治療センター、手術室、血液浄化センター、外来、患者サポートセンター(地域連携室・入退院支援室・訪問看護室・医療相談室・がん相談)、健康管理センターで構成されています。

フロア間で、患者中心にあらゆる資源を共有し、支援しあえる体制をとっています。

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看護体制

一般病棟は入院基本料1(看護配置7対1)をとり、手厚い看護体制でケアを行っています。

特定入院料をとる集中治療センターは特定集中治療室管理料Ⅲ(看護配置常時2対1)、緩和ケア病棟は緩和ケア病棟入院料(看護配置7対1)、小児センターは小児入院医療管理料Ⅱ(看護配置7対1)をとり、保育士を1名配置しています。

勤務体制

変則2交替制を基本に、必要な時間帯に必要な人員配置ができるよう、柔軟な勤務体制をとっています。
夜勤体制は複数夜勤体制で全部署3名以上での勤務となっています。

日勤 中勤 夜勤
8:30〜17:15 10:45〜19:30等 16:30〜9:30

  • 時間差勤務はさまざまなパターンがあり、手術の対応や病病連携、病診連携等での入院搬送が多い時間帯に看護師が手厚く配置できるよう、各部署の実情にあわせて運用されています。

看護提供方式

平成27年度よりPNS®(パートナーシップ・ナーシング・システム)を採用しています。

二人の看護師が対等な立場で互いの特性を活かし、相互に補完し、協力し合い、安全で質の高い看護を提供することを目的としています。日々のケアを一緒に行うことで、看護の可視化と伝承を推進し、ケアや記録の効率化を図ります。また、時間外勤務の短縮、ワークライフ・バランスの向上、働きやすい職場づくりにも貢献できるシステムでもあります。

PNS®(Partnership Nursing System)

定義

看護師が安全で質の高い看護をともに提供することを目的とし、2人の看護師がよきパートナーとして、対等な立場で互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合う看護提供方式。

2人の看護師は毎日の看護ケアを始め、委員会活動、病棟内の係りの仕事に至るまで一年を通じたパートナーとして、その成果と責任を共有する。

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PNS®マインドに基づいた実際の現場の声

自立・自助の心
  • チームそれぞれが判断し、意見交換を行なうことで、より良い看護が提供できる。
  • 二人で看ることでアセスメント力が上がる。
複眼の心
  • ダブルチェックしやすく、時間短縮になる。
  • 二人で看ることで事故防止になる。

与える心
  • 後輩の看護から気づかされることがある。
  • 後輩の技術力やアセスメント力の向上に繋がっている。
信頼
  • コミュニケーションが良くなった。
  • 一緒にまわると本当に安心。

慮る
  • 後輩が質問しやすいような態度を心がけている。
尊重
  • 個性が良く見えて勉強になる。
  • 先輩の看護をみて参考になる。