診療内容と専門医

KKR札幌医療センターの診療内容と専門医師をご紹介いたします。
KKR札幌医療センター(旧幌南病院)は、国家公務員共済組合連合会が経営する病院です。 昭和27年、この幌南(こうなん)の地、りんご畑の中に当地猛威を振るっていた結核に対する療養所として誕生、 幾多の変遷を経て昭和62年には結核病床を全廃、平成18年4月1日をもって、緩和ケア病棟を備えた癌の集学的治療と、 救急医療を2本の柱とする、この地域の中核病院として生まれ変わりました。病院も新しくなり、この幌南の地の風景を一新させました。

当院は、総合病院、急性期病院、地域完結型病院、臨床研修指定病院、日本医療機能評価機構認定病院など多くの顔を持っていますが、目的とするところは地域の皆さんに真心を込めて高度な先進医療を提供するということです。シンボルマークの「心と手」がこの心構えを物語っております。

呼吸器センター 消化器センター 循環器センター  小児センター
母子・女性センター  代謝・内分泌科 神経内科 整形外科
皮膚科 泌尿器科 耳鼻咽喉科 脳神経外科
麻酔科 救急科 集中治療センター 放射線科
腫瘍センター リハビリテーション科 眼科 血液浄化センター 
病理診断科 薬剤科 臨床検査科 臨床工学科

≪呼吸器センター≫ センター長 西浦洋一

◆呼吸器内科 西浦洋一部長、磯部 宏腫瘍センター長、齋藤拓志医長、小島哲弥医長、福家聡医長、有賀伸医師
当院では最も長い歴史を持つ診療科です。日本内科学会認定教育施設、日本呼吸器学会認定施設、 日本呼吸器内視鏡学会認定施設として、肺炎などのcommon diseaseはもちろん、肺癌(約180人/月)、気管支喘息(約600人/月)、 間質性肺炎(約80人/月)などの診断と治療に携わっております。また、呼吸不全の在宅酸素療法(約80人/月)、非侵襲的在宅人工呼吸療法(約30人/月)に多年にわたる経験があります。 山陽新幹線の居眠り運転で話題となった、睡眠時無呼吸症候群(SAS)には1泊2日の診断を行い、治療にも豊富な症例数を経験しています。

■ユニークな診療
1.睡眠時無呼吸症候群の診断は1泊で終夜睡眠ポリソムノグラフィーを行い、治療 はCPAPなどを患者さんに応じて選択し効果を上げている。
2.肺癌の集学的治療・トータルケアに向けて、健診センターから始まり緩和ケア病棟まで守備範囲を持つ。

◆呼吸器外科 桑原博昭部長、小池雅彦部長、田村元部長、今 裕史部長、他
現在肺癌は男女共に悪性腫瘍中死因のトップを占めています。肺癌の治療が治療の中心で、他に、他臓器癌の肺転移、肺結核をはじめ肺感染症、 気胸、胸膜腫 瘍、縦隔腫瘍などの患者さんも多数治療しています。北海道がんセンターから赴任してきた桑原部長、小池部長を中心に外科の医師7名、研修医1から2名が診 療しており、 年間手術件数は70件を越え、年々増加しています。痛みが少なく、術後経過も短い内視鏡下 での手術(VATS)を行なってQOLの向上に 努力し成果を挙げています。全体の手術の約90%が内視鏡下手術となっています。

■ユニークな診療
ビデオシステムの支援による内視鏡下胸部手術(Video-system Asisted Thoracic Surgery ,VATS)

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≪消化器センター≫ センター長 藤田淳

◆消化器内科 鈴木潤一副院長、藤田淳部長、三浦淳彦部長、関英幸医長、菅井望医長、石橋陽子医長、横山文明医師、松薗絵美医師、高島雄太医師、大原克仁医師、間部克裕医師(嘱託医)
当院消化器病センターは消化器内科と消化器外科が同一フロアに存在することによりチーム医療を充実させ、診断から治療までを効率良く、一貫して行うことを診療の目標にしています。さらに、最先端の内視鏡、腹腔鏡を用い低侵襲の治療を目指しています。
消化器科診療に従事する医師の殆どは消化器科病専門医、消化器内視鏡専門医などの専門医資格を有しており、ほぼ全ての消化管、肝胆膵疾患の診療に当たっています。特に内視鏡検査は年々増加傾向してきており、平成22年度は上部消化管内視鏡検査約6400件、下部消化管内視鏡検査約2800件実施いたしました。 さらに小腸カプセル内視鏡も導入し、原因不明とされた消化管出血、小腸疾患の診断に威力を発揮しております。 また、食道、胃、大腸の早期癌やポリープに対し、内視鏡により切除、治療を行う内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)、 ポリペクトミーを積極的に実施するとともに、この他消化管出血に対する止血、食道静脈瘤への硬化療法、内視鏡的乳頭切開術・拡張術(EST・EPBD)、内視鏡的胆管ドレナージ(EBD)など内視鏡を用いた様々な診断治療を行っており、 平成22年度の治療内視鏡の実施件数は500件を超えています。 (内視鏡検査・治療の年次推移)肝胆膵疾患では、慢性肝炎に対するインターフェロン治療、さらに肝胆道系の悪性腫瘍の症例数も多く、 特に肝臓癌に対しては、ラジオ波凝固療法、肝動脈塞栓療法、リザーバー埋込み術による化学療法など集学的な治療に積極的に取り組んでおります。以上のように消化器全般が診療の対象ですが、最近患者数が増加し注目されている疾患である、胃食道逆流症の診療にも力を入れております。 この疾患は生命に関わることはありませんが、胸焼け、げっぷ、胸痛など様々な症状を来たし、日常生活にも影響を及ぼす疾患です。 当院では、 長時間pH測定装置などの特殊な診断装置を有しております。食後の胸焼け、胃から食道への逆流する感じ、腹痛、 もたれ感などの消化器症状を自覚している方はご相談下さい。さらにヘリコバクタピロリ感染を中心とした胃疾患の診療、潰瘍性大腸炎、 クローン病などの炎症性腸疾患の診断、治療の症例数も多く白血球除去療法、インフリキシマブ(抗TNF-α阻害薬)による治療も行っております。 


■ユニークな診療
胃食道逆流症の臨床研究、診断、治療
カプセル内視鏡を用いた小腸疾患の診断
消化器系悪性腫瘍に対する集学的治療

内視鏡統計1内視鏡統計2

◆消化器外科 小池雅彦部長、今 裕史部長、田村元部長、桑原博昭医長、片山知也医長、三野和宏医長、小丹枝裕二医師、正司裕隆医師
小池部長、今部長、服部医長を中心に他の外科医全員で診療を行なっており、年間消化器手術は約470件に上ります。
食道癌、胃癌、結腸癌、直腸癌、膵臓癌、肝臓癌、胆嚢癌などの手術および抗癌剤治療の他、胆石症、鼠径ヘルニア、 虫垂炎、大腸憩室炎などの良性疾患の手術治療も数多く手がけています。殊に、胃癌、結腸癌の腹腔鏡手術に重点をおいており、患者さんに侵襲の少ない医療をこころがけています。さらに、抗癌剤の効果が低いといわれていた結腸癌、 直腸癌の集学的治療を多数手がけ、薬剤の進歩もあって優れた効果を挙げています。外来化学療法室において、 入院することなく、快適な環境で行なうことが可能です。
いずれも総合病院の利点をいかして循環器科、神経内科等、他診療科の強力な応援を得て、併存症を抱えた困難な症例も適応を拡大して手がけています。


■ユニークな診療
腹部の内視鏡下手術(胃・食道・肝・胆・大腸など)

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≪循環器センター≫  センター長 齋藤俊一部長  ◆循環器センターページへ

循環器内科 齋藤俊一部長、簗詰徹彦医長、神垣光徳医長、白井真也医長、伊東直史医長、佐藤大樹医師、渡邊武史医師(嘱託医)、宮本憲次郎医師(嘱託医)
循環器疾患の救急を24時間受け入れています。特に急性心筋梗塞の治療では一刻も早く冠動脈血流を再開させることが重要なため、 緊急冠動脈造影・カテーテル治療を迅速にいつでも実施出来る体制をとっています。
 平成20年度の実績は、カテーテル検査741例/年、冠動脈カテーテル治療は197例/年、ペースメーカー植え込み又は交換術51例/年。 その他、カテーテルによる末梢血管形成術やカテーテルを使用した心臓電気生理学的検査、カテーテルアブレーション、下大静脈フィルター留置術なども積極的に行っています。(詳細は循環器センターのページ参照)また、急性期のみでなく理学療法士や糖尿病治療スタッフとも協力して、心臓リハビリ、 生活習慣の改善による疾患再発予防にも力を注いでいます。社会的な変化に伴って高齢層が増加する一方で、生活習慣の変化による若壮年層の循環器疾患も大幅に増加し、 患者さんの背景・病態はますます多様化していますので、ひとりひとりの患者さんの健康な生活の回復を最優先に、きめの細かい医療を目指しています。

■ユニークな診療
平成17年夏から循環器センター・ICUが開設され、心臓血管外科、麻酔・集中治療科とともに高度で信頼出来る循環器医療を目指しています。 国内でも先駆けて導入された64列マルチスライスCTの診断能は非常に高く、今後の冠動脈疾患の診断を大きく変えていく可能性を秘めており、外来でも負担が少なく行なえるため、 冠動脈疾患の診断方法として積極的に活用しています(平成20年度実績:約363例 / 年)。

心臓外科血管外科 福田宏嗣特任部長(心臓外科担当)、大畑俊裕部長(心臓外科担当)、上田秀樹部長(血管外科担当)、桑原博昭医長、阿部慎司医師
H17年夏から当院において循環器センター・ICUが開設され、今年で7年目になりました。当循環器センターはICU・CCU、心臓血管外科、循環器内科、麻酔科、救急科、リハビリ科の各診療部門連携し、超急性期から回復期まで包括的に心臓血管疾患全体の治療に当たらせて頂いております。緊急症例についても循環器内科teamとの綿密な連携のもとに24時間の診療体制とし、心臓・血管疾患の成績の一層の向上を図っています。今は「患者さんが病院を選ぶ時代」です。心臓手術は病院により手術方法や手術成績に違いがあります。KKR札幌医療センターでは、患者様、ご家族、紹介医の方々に安心して当院を選んで頂けますよう、尚且つ満足して頂ける質の高い医療と手術成績を提供できますよう日夜努力しております。当院は札幌市豊平川の南に位置し、総合病院として南の拠点病院の一つと考えられます。その責務を十二分に果たせますよう、熱意と誠意を持って患者さんに当たらせて頂きます。
冠動脈疾患:可能な限り動脈グラフトを多用した確実な血行再建を基本術式としております。人工心肺を用いない心拍動下冠動脈バイパス術、すなわち低侵襲冠動脈手術にも取り組んでおります。また最近では虚血性僧帽弁閉鎖不全症や虚血性心筋症などの低左心機能症例も増加しており、こうした心不全を繰り返す症例に対する左室形成術や僧帽弁形成術にも積極的に取り組んでおります。
弁膜症疾患:可能な限り自己弁組織を温存する弁形成術を基本方針としております。僧帽弁閉鎖不全症症例においてはほとんどの症例にて弁形成術が可能になり、心機能の温存にもより有利になりました。
大動脈疾患:当科では胸部・腹部大動脈瘤に対しましては、可能な限りカテーテル治療、すなわちステントグラフト内挿術を導入しております。腹部大動脈瘤においては、2008年度においては緊急手術を含む全症例の6割にカテーテル治療が可能となりました。入院日数も大幅に減り、手術の低侵襲化が最も進んだ領域と言えます。また、急性大動脈解離症例手術においてもadventitial inversion法の導入・応用により、手術成績はより一層安定致しました。
不整脈疾患:心房細動症例には可能な限り心房細動根治術、すなわちMaze手術を施行しており、その治療成績は良好です。この手術を行なうことにより心機能の向上に加え抗凝固療法が不要になり、術後のQOL改善に大きく貢献できると考えます。
重症心不全:超重症心不全症例に対する補助人工心臓装置植え込み術も施行しております。心不全症例は年々増加しており、脳死心臓移植が進みにくい日本の現状においては、需要が増えてくる領域と考えております。
末梢血管・下肢静脈瘤:末梢血管疾患においてはカテーテル治療を第1選択としております。下肢静脈瘤に対する硬化療法や手術にも取り組んでおりますので、気軽に声を掛けてください。

■ユニークな診療
1.内視鏡を用いた冠状動脈バイパス手術
2.低侵襲の大動脈瘤手術(経皮的ステントグラフト移植術)
3.QOLを重視した心臓弁膜症手術など

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≪小児センター≫センター長 高橋 豊

◆小児科 高橋豊副院長・小児センター長、鹿野高明部長、吉岡幹朗部長、縄手満医長、簗詰紀子医長、津曲俊太郎医師、辻岡孝郎医師、大島由季代医師、嘱託医として朝比奈直子医師(北大神経グループ)、武井黄太医師(北大循環器グループ)
札幌市南地区の基幹病院として、小児の救急を含む地域医療を担うとともに、各専門分野の常勤医と北大小児科の非常勤専門医により、高度専門医療にも備える体制を整えている。平成17年の新築後ICUが新設されたことにより、救急専門医と連携して最重症患者を診ることも可能となった。小児科専門医5名、医員3名体制で親身になった医療をモットーに診療を行っている。地域連携は非常にきめ細かくまた円滑で紹介多数、道内でも指折りの患者数を誇っている (平成22年度の入院患者数2,215人、うち紹介患者数1,225人。休日・時間外入院40%、全道No1の救急車搬入台数367台)。札幌市の小児科二次救急についても最も多くの日数を担当している。高橋副院長・小児センター長は日本アレルギー学会指導医で、小児喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、膠原病などを、鹿野部長は日本血液学会指導医で白血病、血球貪食症候群などの血液、悪性腫瘍などを、吉岡幹朗部長はウイルス感染症を、縄手満医長は小児精神疾患を、簗詰紀子医長はアレルギー性疾患を、それぞれ専門にしている。また北大との連携で心臓病、神経疾患などの専門外来を設け、診療の守傭範囲が非常に広いのが特色である。臨床研究業績も数多くある。新病院では病床数がそれまでの30床から34床に増え、外科系(外科、耳鼻科、整形外科、泌尿器科、脳外科)の小児患者も入院する小児センターとなった。個室も12床に増え、さらに広く明るいプレイルームが完備されたことにより、アメニテイが改善し、院内感染対策も万全となった。病棟保育士も常駐している。また北海道では唯一日本看護協会認定小児看護専門看護師が常駐している病院であり、特にアレルギー性疾患の患者教育などにチーム医療の成果を発揮している。

■ユニ−クな診療
呼気NO測定による喘息の診断と管理、食物アレルギーの診断と除去食解除のための食物負荷試験(入院、外来)、食物アレルギーの経口耐性誘導療法、アトピー性皮膚炎教育入院、日本小児白血病治療研究会(JACLS)に参加しての治療、“こころ”の診療(予約要)がある。
小児のアレルギー性疾患について

◆小児外科 小池雅彦部長、赤坂嘉宣院長、片山知也医長、他
小池部長を中心に外科スタッフ全員で診療を行なっています。この分野は小児科、麻酔科の協力が必須で、更に集中治療センターを有する当院はこれら、小児外科特に救急疾患に有利な環境にあります。
小児の鼠径ヘルニア、虫垂炎、肥厚性幽門狭窄、腸重積症等が多い疾患です。小児のヘルニアは日帰り手術も実施しております。

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≪母子・女性センター≫  センター長 涌井之雄  ◆母子・女性センターページへ

◆産婦人科 涌井之雄部長、池田研医長、齋藤洋医長、吉井一樹医師、朝野拓史医師
日本産婦人科学会専門医3人と後期臨床研修医2人の5名体制で、婦人科癌、良性疾患、急性疾患、周産期合併症更年期疾患、不妊症などの診療に当たっています。
手術件数はH20年で462件(初期を除く悪性腫瘍手術21件)、分娩件数は490件(内双胎6件)、院外からも妊娠34週以降の母体搬送患者さんを小児科と密に連携し引き受けています。両親学級や産後支援にも積極的で、H21年5月からは助産婦外来を始動させる予定です。
手術には子宮鏡、腹腔鏡など内視鏡手術を積極的に取り入れています。手術では腟式手術を活用し、腹式手術でも創の縮小や瘢痕形成の予防に力を入れています。 悪性腫瘍は早期発見はもちろん、早期治療をこころがけています。悪性腫瘍に対する化学療法の症例も多く、婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(JGOG)の登録参加施設認定を受けています。 不妊症外来は北大産婦人科医師の応援を得て、卵管鏡手術など先進的医療を行なっています。

■ユニークな診療
外来は平日予約制で、新患・予約外は原則8:30から11:00受付です。
分娩室は3室LDR(陣痛・分娩・回復室)です。

◆乳腺外科 田村元部長
乳腺専門医の田村部長を中心に、マンモグラフィ読影医の資格を持つ8名の医師を含む外科スタッフで診療、検診を行っています。当院はモンモグラフィ検診精度管理中央委員会の施設認定を受けており、講習会の講師を務めるレントゲン技師を中心に主に女性スタッフがモンモグラフィを撮影しております。また超音波検査は日本超音波医学会認定、乳腺甲状腺超音波診断会議認定の技師が行います。
乳癌に対しては外来化学療法、ホルモン療法、手術(温存手術、色素、RIを用いたセンチネルリンパ節生検)、放射線療法に対応可能であり、集学的治療を行っています。札幌市の乳癌検診を希望される方は金曜日午後に検診専門外来を設け、待ち時間の短縮を図っています(予約制)。
乳癌検診ではしばしば見つかる、診断困難な石灰化病変に対して他施設に先駆けてマンモトーム生検(吸引式針生検装置)を導入し、遠隔転移することの無い早期の乳癌を多数診断治療しています。
年間手術件数は約100件で、乳房温存率は約6割、腋窩の温存率は約7割です。

■ユニークな診療
マンモトームによる乳癌の診断と集学的治療
 

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代謝・内分泌科

藤原 豊部長、本多敏朗医長、堀川敬医師
代謝・内分泌科は糖尿病、脂質異常症、メタボリック症候群、甲状腺疾患、内分泌疾患の診療を行っております。特に最近急増している糖尿病は、狭心症、脳血管疾患、大血管の動脈瘤、眼底出血、腎不全など全身の血管疾患と関連していることから、心臓血管外科医、循環器科内科医、脳神経外科医、透析医、眼科専門医、ICU専門医と連携が必須ですが、当院は総合病院としてこれらの科との有機的連携診療が可能です。また、健康診断で指摘された糖尿病、コレステロール上昇など脂質異常、尿酸上昇、メタボリックシンドロームの精密検査、治療も随時行っております。当科の担当医師2名は日本糖尿病学会専門医であり日本糖尿病学会教育認定施設として専門医教育に行っております。他院からの紹介入院も多く、初期肥満糖尿病、急性期重症糖尿病、薬物治療困難例、合併症を有する重症糖尿病例まで幅広く対応しております。糖尿病教育治療入院、インスリン導入目的の入院は受診者のニーズに応えつつ短期スケジュール化され、逆紹介による紹介医との連携も可能です。外来診療は基本的に初診以外全員予約制です。外来診察時に糖尿病看護専門スタッフによる患者さんへの支援外来も併設して常時行われ、外来インスリン導入、自己血糖測定指導、フットケア、糖尿病療養相談、退院後フォローなど多岐にわたり、心にとどく医療に努めております。院内の糖尿病療養指導は10名の糖尿病療養指導士を中核に行われ、糖尿病教室は糖尿病専門医、看護師・栄養士・理学療法士・薬剤師・検査技師により毎週定期的に開催され、随時予約を受け付けております。

■ユニークな診療
最新導入した64列CTにより、外来にて簡便に狭心症の有無を判断する冠動脈CTを積極的に取り入れています。トレッドミル負荷試験による狭心症検査、頚動脈エコーによる動脈硬化危険度評価、下肢の血管閉塞を診るABI測定、血管年齢を診るCAVI測定、CTによる内臓脂肪面積測定は常時対応可能です。甲状腺ホルモン測定は当日結果説明可能です。

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神経内科

遠藤一哉医師(嘱託医)
神経内科学会認定医、内科学会認定医として神経疾患一般の外来診療のほか、入院患者の神経学的診断と治療にあたり セカンドオピニオンなど貴重な示唆を頂いている。
 

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整形外科

坂本孝史部長、竹内建人医長
 当科は「下肢の関節外科」と「脊椎・脊髄の外科」を中心とした治療を行っています。経験豊富な2名の整形外科専門医が常勤しており、うち1名は脊椎脊髄病(背骨の疾患)の専門医です。
 脊椎・脊髄外科の主な治療対象疾患は、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、脊柱靱帯骨化症、骨粗鬆症、脊椎外傷などです。下肢関節外科では、変形性関節症をはじめ、四肢の骨折など幅広く扱っています。これらの疾患に対して手術治療の他に、各種保存療法を行っています。
 バイオクリーン手術室を持ち、股関節の人工骨頭置換手術・人工膝関節全置換手術や単顆置換手術、脊椎固定術の際の感染予防に万全の体制を整え治療にあたっています。
人工膝関節全置換手術や脊椎固定術では手術後回収自己血輸血治療を実施しており、同種血輸血(一般的な輸血治療)を回避するように努力しています。
 人工膝関節単顆置換術では手術創や筋切開を出来るだけ小さくする手術法(MIS)に取り組んでいます。
 その他、膝関節鏡を用いた半月板縫合術等の手術・関節鏡視下膝前十字断裂靱帯形成手術(靱帯再建術)等の膝関節外科治療及び足関節靱帯再建術や足関節固定術等の足関節外科治療を実施しています。
 骨折外傷の治療についても、足関節・膝関節・股関節(大腿骨頸部)・手関節・肩関節近傍の骨折手術を中心とした症例が多く、早期手術治療・早期リハビリテーション・早期社会復帰を目指した治療計画(地域連携パスの利用も含め)を立てています。
 当科は、北海道大学医学部整形外科と連携して治療に当たっています。


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皮膚科

月永一郎部長、伊藤幹医長、横関真由美医師(嘱託医)
高齢者の皮膚疾患の増加に合わせて、特に帯状疱疹の急性期短期入院や帯状疱疹後神経痛の治療を行なっています。また、在宅治療では限界が多く難治化しやすい褥瘡の患者さんを比較的短期入院で、ケア指導も含めて総合的な 治療を受け入れています。最近増加・難治化しているアトピー性皮膚炎に関して、基本に立ち返って教育的入院も含めて、 患者さんのインフフォームド・コンセントを重視した治療を行なっています。

■ユニークな治療
低周波レーザー療法を帯状疱疹後神経痛に対して施行。各種紫外線療法(PUVA、バスPUVA、ナローバンドUVB) を乾癬の治療に対して行っています。

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泌尿器科

鈴木信部長、丸晋太朗医師
腎・尿路・男性性器悪性腫瘍、排尿障害、尿路感染症、尿路結石症など泌尿器科領域全般にわたる診療を行なっています。 ただし、体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)は当院に無いため,適応症例は他施設へ治療依頼を行なっています。また、性機能障害、男子不妊症については基礎的診療は可能ですが、 専門的診療を要する場合は然るべき施設へ依頼しています。
  『外来診療』  基本的に1診体制ですが、特に予約外患者さんの待ち時間を少しでも減らすべく、可能な限り途中より2診体制で診療するよう努力しております。ただし申し訳ありませんが時間外の診療は困難です。
  『入院診療』  1日2回の回診を基本とし、入院患者さん・ご家族への繊細な説明を目標としております。
  『手術療法』  体腔鏡視下手術は、副腎摘出術や腎摘出術の適応症例に対して積極的に施行する姿勢でおります。 麻酔科の協力の下、経直腸的前立腺針生検術や尿管ステント留置術は全身麻酔下に行っております。腰椎麻酔や無麻酔で施行される場合よりも患者さんは術中・術後を楽に過ごされている印象です。
  『緩和療法』  ご希望の方は当院緩和病棟にて、緩和病棟担当医師とともに診療させていただきます。

■ユニークな診療
腹圧性尿失禁に対する干渉低周波治療

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耳鼻咽喉科

小林一豊部長、今井良吉部長、菊池めぐみ医師
耳鼻咽喉科医師3名体制で、甲状腺癌や喉頭癌、唾液腺癌などの頭頸部癌の手術治療を主に行っています。 また、内視鏡下鼻内副鼻腔手術、口腔・咽頭・喉頭手術、耳科手術、唾液腺手術、甲状腺腫瘍手術などの一般耳鼻咽喉科手術を行っています。
特殊な治療として、小児の睡眠時無呼吸症候群に対する手術療法としてのアデノイド切除ではサクションコアギュレーター使用により従来より出血量を 少なくし安全に手術が可能となっています。また、鼻内手術においては症例により、最新のナビゲーションシステムを併用し安全的確な 治療が可能となっています。また、耳下腺腫瘍の手術の際は最新の顔面神経モニターシステムを使用し可能な限り術後顔面神経麻痺が でないよう治療を行っています。

■ユニークな治療
サクションコアギュレーターによるアデノイド切除術
ナビゲーションシステムによる鼻内内視鏡手術
顔面神経モニターシステムによる耳下腺手術

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脳神経外科

八巻稔明部長
脳神経外科疾患全般(脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、頭部外傷、脳腫瘍、頭蓋底病変、脊椎・脊髄疾患、三叉神経痛、 顔面痙攣、てんかんなど)を診療しています。
従来の顕微鏡手術に加え、内視鏡を用いた低侵襲手術を取り入れています。
ユニークな診療として北海道で最初に下垂体腫瘍を経鼻的に内視鏡単独で治療する手術を開始いたしました。創の痛みはほとんどなく、 術後の鼻閉などがなくなり、患者さんへの負担が大幅に緩和されました。こうした神経内視鏡を用いた低侵襲手術をさらに発展させるために 北海道では独自に神経内視鏡研究会を設立し、当院に事務局があります。
外来では『もの忘れドック』を毎週金曜日に行っており、MRIによる画像診断と高次脳機能検査の組み合わせにより生理的健忘、 病的健忘の診断および日常生活上の留意点などを指導しています。
リハビリテーション:出現した神経症状(片麻痺など)に対しては、急性期リハビリにより最大限の神経機能回復を促します。
以下、主要な脳神経疾患のおおまかな治療法について紹介いたします。
脳梗塞:通常は発症後2週間の薬剤の点滴による治療が行われますが、超急性期(発症3時間以内)に搬入された脳梗塞の患者さんには、 脳梗塞に現在最も有効とされる rtPAの投与を行います。
頚部頚動脈狭窄には従来の内膜剥離術を行ってきましたが、大学の血管内手術専門医の協力を得て血管内からのステント留置術が 主流となって来ています。
脳出血:術中エコーおよび内視鏡を用いた小開頭による血腫除去術を行います。従来法に比べて手術侵襲が少ない利点があります。
くも膜下出血:顕微鏡手術での脳動脈瘤クリッピング術が基本となります。
手術困難な深部の脳動脈瘤、手術リスクの高い最重症患者には血管内からの脳動脈瘤コイル塞栓術を行います。
開頭手術を行う際には、無剃毛手術を基本とし、患者さんへの美容的な精神的負担も軽減致します。これにより疾患が治癒し、 職場、学校へ復帰する際も義髪、帽子など使用しないで早期に復帰することができます。
頭部外傷:重症頭部外傷では当院救急部との連携を図り、脳圧モニター下で脳保護を行います。
脳腫瘍:顕微鏡と連動したニューロナビゲーションシステムの導入によりより安全、確実な手術が可能となりました。
下垂体腫瘍には最も侵襲の少ない経鼻的な内視鏡単独での手術を行います。これにより入院期間は2週間程度に短縮されました。
悪性脳腫瘍には放射線科との連携により正常脳への侵襲の少ない放射線治療を行います。また腫瘍末期の患者さんには緩和ケア病棟でQOLを 第一に優先したケアを行います。
頭蓋底病変:聴神経鞘腫をはじめとする脳神経外科で最も高い技術を要求される頭蓋底部の病変を各種神経モニター、脳血流ドップラー装置などを用いて安全に手術します。
脊椎・脊髄疾患:脊髄腫瘍、二分脊椎を対象とします。
三叉神経痛、顔面痙攣:これらの病気は脳神経外科による神経血管減圧術の対象となります。耳の後ろに500円玉台の小開頭を設けるだけで 手術可能です。入院期間は2週間程度です。
頭痛(筋緊張性頭痛、偏頭痛など)、めまい、しびれ、その他の神経症状のある患者さんは当科に御相談ください。

■ユニークな診療
経鼻的下垂体手術

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麻酔科

山根真央部長代行、伊藤伸大医長、渡部亮医長、西川直樹医師、早川怜医師、柳田有利奈医師、寺島聡子医師、赤松響子医師
手術を受けられる方の術前診察から、手術中の麻酔管理、さらに心臓手術や脳外科手術など長時間の大手術では集中治療センターでの 術後管理までを担当しています。術前から術後まで一貫した治療が行なえるよう、担当科医師と協力しながら手術後の急性期を乗り切るまで ICUで全身管理を継続しています。
麻酔科外来では帯状疱疹など慢性疼痛に対するペインクリニックと、術前診察外来を週3回行なっています。
平成20年度手術件数2700件、このうち麻酔科管理件数2038件でした。

■ユニークな診療
無痛分娩

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救急科

南崎哲史特任部長
新病棟では救急外来機能が救急部1カ所に集約され、中等症から重症の救急搬送例に対応するための処置室が2室、一般診察室が3室、 他に経過観察ベッドが5床分整備されました。
また、当院は幌南病院時代より札幌市二次救急医療体制に関わってきましたが、現在札幌市内で唯一、全ての二次救急当番診療科目に参画する病院となっています。
平成19年4月には救急科を新設し、二次救急当番日のみならず365日各科内容の救急診療に対応可能な救急医療システムの構築を目標に掲げ、救急医療に関係する各診療科の協力・バックアップのもと、救急搬送、一般救急診療についての地域医療の需要に十分応えられるような診療体制の整備をすすめております。

■ユニークな診療
集中治療センターを備えた全科に渡る高度な救急治療

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≪集中治療センター≫ センター長 大畑俊裕

ICU 山根真央部長、CCU 齋藤俊一部長
集中治療センターは8床の治療ベッドを有する集中治療室であり、集中治療専門医を中心に厚生労働省の 特定集中治療室管理の基準を満たし運営を行なっています。(毎日24時間にわたり医師がセンター内に常駐、 また看護師は夜勤も含め常時病床2床に対し1人以上の割合で配置、など)。24時間365日、常に対応可能な豊富な医療スタッフ、 診療器機を背景に高度で緻密なケアが行なえる病室です。
集中治療センターはICU(一般集中治療病床)とCCU(循環器疾患集中治療病床)で構成されます。ICUは一般外科、心臓血管外科、 脳神経外科などで大手術を受けられた術後患者さんや、院内各診療科で入院治療にもかかわらず病状が重篤となり一般病室では 治療が困難となった重症患者さん、救急外来に搬送された重症の救急患者さんなどに入室していただきます。“general ICU”を 診療理念に救急/集中治療医・麻酔科医が担当医となり各専門 診療科医師と協力、連携のもとで高度治療を進める方式をとっています。 一方CCUは急性心筋梗塞、急性心不全をはじめ重症循環器救急疾患や腎不全の合併などにより血液浄化法を必要とする循環器系疾患の患者さんなどが対象となります。
集中治療センターでは年間に約600人入室される重症の患者さんのいわば「治療のやま場」を担当し、1日も早く回復していただけるよう 日夜診療・看護を続けています。

■ユニークな診療
全科にわたる高度な集中治療の実施

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放射線科

永倉久泰放射線科部長、秋葉英成放射線診断科部長、山田幸二科長
当院では,テレビで紹介された64列マルチスライスCTのほか,MRI,シンチグラフィなど,各種の画像診断を受け付けております。常勤画像診断医による読影報告書も付きますので,専門外の異常も見落としません。予約は地域連携室(0120-552-303)に電話一本でOK!
 そして当院は,本道有数の放射線治療施設です。当院の放射線治療は,いわゆる先端施設が売り物にしているような,ごく一部の方にしか使えない先進医療ではありません。より多くの方が技術の恩恵を受けられるよう,他の施設とは一味違う細かな工夫をこらしており,「あの病院よりKKRの方が皮膚が焼けない」といったような評判が,実際に口コミで広まりつつあります。乳がんは700例,肺がんは200例を超える実績があり,悪性腫瘍にとどまらず甲状腺眼症やケロイドなど,良性疾患の放射線治療でも実績があります。
放射線のことなら―経験あるKKRにお任せください―

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≪腫瘍センター≫  センター長 磯部宏

腫瘍内科、緩和ケア科、化学療法部からなるセンターです。腫瘍(がん)の増加に伴う社会的なニーズに対応するよう設けられました。 がんを診療する他の診療科とも協力して、集学的治療(化学療法、外科療法、放射線療法)に当たっています。
◆腫瘍内科 磯部宏部長、小島哲弥医長
主に固形がんの薬物療法(抗がん剤治療)を専門にする診療科です。総合病院の利点を生かして、他の診療科と密接に連携して放射線療法、 外科療法も含めた集学的治療に取り組んでいます。緩和ケア科とも連携して、診断から治療、終末期まで一連の“患者中心のがん診療”に心がけています。 肺癌をはじめとする胸部悪性腫瘍を中心に消化器癌、悪性リンパ腫等を診療し、特に日常生活の質を重視した外来化学療法を充実させます。薬物療法にあたっては、 全国の施設と共同で抗がん剤の臨床試験に積極的に取り組み、新しい抗がん剤治療の情報発信を行ないます。
当院は日本がん治療認定医機構認定研修施設に認定されています。

■ユニークな診療
1.最新のデータ(エビデンス)に基づいたがん診療
2.患者さん個々に合わせたクリティカルパスを実行
3.患者参加型がん診療

◆緩和ケア科(ホスピス) 磯部宏部長、瀧川千鶴子部長、小島哲弥医長、近藤千尋医長、鈴木潤一副院長
総合病院の中にがんの緩和ケアに備えるよう設置された診療科であり、早期からがんの積極的治療と緩和ケアの両立をめざした診療支援に 取り組んでいます。症状コントロールに努め、日常生活を支援する診療科であり、時に外出・外泊や一時退院を支援しておりただ単に看取りのための 診療科ではありません。アメニティを配慮した22ベッド(すべて個室)を用意しました。経験豊かな医師、看護師、コメディカルが診療に当たっています。 担当医はそれまでの診療科での主治医が引き続き担当し、切れ目のない診療を提供しています。また院外からの紹介患者については専門性を重視して 担当医を決めています。さらに在宅のがん患者を診療している往診医や訪問看護ステーションの支援を行っています。
当院は日本緩和医療学会認定研修施設です。

■ユニークな診療
総合病院にある緩和ケア科として、多くの職種が一人の患者さんに関わる体制を取り、また緩和ケア科患者であっても放射線治療やリハビリテーションに 積極的に取り組んでいます。

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リハビリテーション科

八巻稔明部長、新明史江医師、荒谷隆理科長代行、高橋友哉理学療法士主任(代)
平成24年4月現在、リハビリテーション医1名、理学療法士8名、作業療法士4名、言語聴覚士1名在籍しており、リハビリテーション施設基準は脳血管リハI、運動器リハI、呼吸器リハI、心大血管リハIを取得しています。
 ICU・CCU入室早期から急性期リハビリテーションを中心としていますが、必要に応じて維持期から終末期のサポートも行っています。
対象疾患としては整形疾患(主に下肢から体幹の術後)20%、脳血管疾患35%、呼吸器疾患(肺炎、COPDなど)10%、心大血管疾患(主に急性心筋梗塞、心臓外科術後)15%、外科術前後(胸腹部外科術後)0-5%、糖尿病0-5%、廃用症候群15%ほどであり、その他に緩和ケア病棟・耳鼻科・小児科からの処方もあります。
患者数は1日平均入院150人、外来10人ほどと入院主体となっています。疾患が多様化し高齢者が多いため合併症の管理に配慮しマンツーマンリハを進めています。ただし、糖尿病に対する運動療法は集団にて実施しています。脳血管疾患や整形疾患に対するリハビリテーションは特定の考えにこだわらず様々な視点からアプローチするよう試みています。 外来リハビリは入院時のリハビリの継続がほとんどですが、いわゆる五十肩・腰痛症・変形性膝関節症などの整形疾患患者さんもいらっしゃいます。(※リハビリの実施・継続は主治医からの処方箋が必要となります。)
急性期から積極的な医療サービスを展開できるよう定期的に各診療科の医師・看護師とカンファレンスを持ち情報を共有しています。また、退院や転院に向け医療ソーシャルワーカーや訪問スタッフとも連携をとり住宅改修や福祉用具のアドバイス等の退院調整にできるだけ関わるようにしています。
 脳血管疾患や耳鼻科領域における頭頸部疾患に伴う嚥下障害に対するリハニーズも高まっています。当院ではリハビリテーション医・耳鼻科医師・言語聴覚士が連動し各種検査を実施し、結果に基づいた治療を病棟スタッフ・リハスタッフらと共に進めています。言語聴覚士の役割としては耳鼻科医師と連動した補聴器の選定なども最近件数が増加しています。
※その他のリハビリテーション科紹介については同ホームページの各科案内を参照して下さい(改訂作業中)。

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眼科

新田卓也部長、山本麻梨亜医師、唐尚子医師
医師3名で眼科診療全般を行っています。 白内障、緑内障、眼瞼下垂、眼瞼内反の手術治療に力を入れています。その他ぶどう膜炎、斜視、弱視、角膜疾患などの診断、治療を行っています。糖尿病網膜症などの全身疾患に伴う眼疾患は各科と連携し検査、治療にあたっています。

■ユニークな診療

1)網膜の精密な断面像が得られる網膜観察装置:走査レーザー検眼鏡(SLO)/光干渉断層計(OCT)を用いて、黄斑疾患の診断や硝子体手術その他の治療効果判定を行っています。
2)眼圧日内変動測定:日中の外来受診時には眼圧が正常範囲であっても、夜間に眼圧が上昇し緑内障が進行するケースがあることが知られています。1泊2日の入院で24時間の眼圧変動を測定します。
3)ボトックス治療:A型ボツリヌス毒素を眼瞼皮下に注射し眼瞼痙攣、片側顔面痙攣の治療を行います。
4)加齢黄斑変性症に対する血管内皮増殖因子抑制薬(抗VEGF薬)治療:視力改善効果が認められた眼専用の抗VEGF薬を眼に投与する新しい治療です。
5)血管新生緑内障、糖尿病網膜症に対する抗VEGF薬治療:眼に生じた新生血管を消退させる効果のある血管内皮増殖因子抑制薬を投与し、病気の進行を抑えてから手術を行うことで、手術の合併症や侵襲を軽減することが可能な新しい治療です。院内倫理委員会の認可を受けて行います。

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血液浄化センター  今 裕史センター長

今 裕史部長、小池雅彦部長、田村元部長、桑原博昭部長
昭和46年以来、急性腎不全、末期腎不全の患者さんを対象に血液浄化を行なっております。 
ベッドは24台で広くゆったりとしたアメニティ重視の環境で、常に一定の温度調節がなされ、 個々に液晶テレビがついた快適な環境で、透析が受けられるように配慮されています。


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病理診断科

鈴木昭部長、岩崎沙理医長、目黒祐二科長、水上恵子主任、他
病理診断科には,病理診断,細胞診,細菌検査の3部門があります。仕事の内容は病理診断科ページに詳しく書いてあります。これらの仕事を,病理専門医と細胞診専門医の両資格をもつ医師2人,研修医1人,検査技師6人(そのうち細胞検査士は5人)で行っています。
病理診断は,病気の最終診断であり診療に欠かせないものです。特に癌の診療では病理診断をよりどころにして患者さんの治療方針が決定されるといっても過言ではありません。当院では,臨床医との密な連携を重視して精度の高い的確な診療ができるよう努めています。定期的に消化器科,皮膚科,乳腺外科,腎臓内科(北大)とのカンファレンスが行われており,年間11回行われる臨床病理検討会(CPC)では全剖検症例が検討されています。
細胞診は,患者さんに負担をかけずに癌のスクリーニングや癌の診断ができる有用な検査です.乳腺,甲状腺の穿刺吸引細胞診は病理診断に劣らない診断ツールとして多用されています。当院では細胞検査士と細胞診専門医がタッグを組んでこれにあたっています。
細菌検査部門は,新病院の落成とともに病理診断科に併設されました。小児,救急患者,胆癌患者などの生命にかかわる感染症の早期治療に貢献すると共に,院内感染対策の中心的な役割をはたしています。
病理診断科ページへ

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薬剤科

篠原一宏薬剤科長、中田昌樹主任、石山としえ主任、他
薬剤師15人、助手1人体制で、調剤、服薬指導、医薬品管理、注射剤個人セット払い出し、外来化学療法無菌調製、院内製剤調製等の業務を行なっています。 また、糖尿病教室や、ICT、NST、各委員会を通しての活動にも積極的に参加しています。院外処方に関しては、患者さんの希望に沿って発行しておりましたが、平成21年8月より全面院外処方となります。病院機能を充実させ医療の安全向上を図るためにも薬剤科の業務はチーム医療の一員として病棟での活動に移行することになります。

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臨床検査科

鈴木 昭医長、坂井一彦科長
主に3部門(検体検査(委託)・輸血検査・生理検査)を持っています。生理検査のなかで特に超音波検査は心臓・頚部・乳腺を中心にあらゆる部位の検査を専門的な 診断業務に携わっています。輸血検査においては輸血システムを導入し、完全機械化され、安全な輸血療法のサポート体制にも力をいれております。また病棟の睡眠時 無呼吸症候群(SAS)センターでのポリソムノグラフィー(PSG)装着・モニターと解析業務は今年度担当技師3人体制にし、診断に大いに貢献しております。

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臨床工学科

大宮裕樹科長代行、難波泰弘主任(代)
臨床工学技士5人体制で血液浄化センター、循環器カテーテル検査及び治療、心臓血管外科開心術、急性血液浄化、集中治療センター業務を 行っています。
循環器救急、急性血液浄化など、常時2名24時間体制で、いつでも検査・治療に対応できる体制をとっています。
院内医療機器を管理システムで中央化し、貸出・返却管理や保守管理の徹底を行い、管理機器の適正な運用と品質の維持に努めています。

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