循環器センター

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  循環器科は心臓および血管の病気に対して内科治療を行う診療科です。
  この病気の中には、心筋梗塞、狭心症、心筋症、弁膜症、先天性心疾患、心不全、不整脈、高血圧、大動脈疾患、末梢動脈疾患、肺血栓塞栓症などが含まれます。
  循環器病棟には現在心臓血管外科とあわせて45床のベッドがあり、この他にC C U(冠動脈疾患集中治療室)ベッドを4床有しています。

循環器病棟            CCU

  当院は「日本循環器学会研修施設」に認定されており、豊平区の基幹病院のひとつとして 大きな働きを期待されています。
  このため循環器疾患の救急を24時間受け入れており、特に急性心筋梗塞の治療では一 刻も早く冠動脈血流を再開させることが重要なことから、夜間、休日でも循環器科医師が最低3名・臨床工学技士2名・ 看護師2名・放射線技師1名が待機し、緊急冠動脈造影・カテーテル治療を迅速にいつでも実施出来る体制をとっています (平成19年度には45名の急性心筋梗塞が搬送され、うち44名が元気に退院されました)※1
  また、 急性期治療のみではなく、理学療法士や糖尿病治療スタッフとも協力して心臓リハビリや生活習慣の改善による疾患再発予防 にも力を注いでいます。社会的な変化に伴って高齢層が増加する一方で、生活習慣の変化による若壮年層の循環器疾患も大幅に増加し、 患者さんの背景・病態はますます多様化していますので、ひとりひとりの患者さんの健康な生活の回復を最優先にきめの細かい医療を目指し ています。
※1、重症3枝の心原生ショックでPCPS症例。発症後1ヶ月以上して亡くなられました。

 

心臓血管外科との協力

  内科的な治療と外科的な治療のいずれが好ましいか、患者さんの病状をよく考えながら心臓血管外科の医師達と徹底的な デイスカッションを行ったうえで治療法を決定しています。
外科的な治療が好ましいと判断した場合には無理に内科的な処置に固執 することなく当院の優秀な心臓血管外科医の手に委ね、術後管理などを一緒にしっかり行っています。

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64列CT

  国内でも先駆けて最新鋭の64列マルチスライスCTを導入し、これがテレビ放映もされました。これまでのCTと比較して診断能が格段に高く、 今後の冠動脈疾患の診断を大きく変えていく可能性を秘めています。外来でも負担が少なく行なえるため、冠動脈疾患の診断方法として積極的 に活用しています(診療実績参照)。

CT  CT画像  CT画像

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心臓リハビリテーション

リハビリテーションルーム

  当院は、心臓リハビリテーション(心大血管疾患リハビリテーション)施設としての認定を受けています。主に急性心筋梗塞や狭心症、冠動脈バイパス術後、弁置換術後、大血管術後など、幅広い疾患を対象としています。
  代表的な疾患である急性心筋梗塞後の心臓リハビリテーションでは、急性期はCCU(冠動脈疾患集中治療室)や病棟から専門の知識をもった理学療法士・看護師が血圧変動や不整脈の出現に細心の注意を払い、慎重に早期の離床を進めます。約1週間でリハビリテーション室へ移り、早期退院、早期社会復帰に向けて、身体活動量の拡大を図るとともに、再発予防に向けての生活指導を行います。退院後は外来通院型・心臓リハビリテーションにて回復期のフォローやサポートを行っています。
  当院の心臓リハビリテーションは、早期離床、早期退院、早期社会復帰はもちろんのこと、再発防止、QOL(生活の質)の向上を目的に、チームアプローチによるリハビリテーションの提供を目指しています。

将来展望

  平成20年5月に、致死性不整脈に対する体内式除細動器(ICD)植え込み術、重症心不全に対する心臓再同期治療(CRT)の施設認定を受け、より高度な治療が行えるようになりました(同月ICD植え込みの対象となる患者さんに手術を施行)。
  また、厚生労働省指定の研修医教育病院として、次世代を担う若手医師の教育・研修にもより力を入れていきます。

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診療実績

  当院は平成17年7月に「幌南病院」から「KKR札幌医療センター」へと生まれ変わり、同時 に心臓血管外科を加えた循環器センターが新設されました。これによって地域の先生方から の御紹介も格段に増え、また直接循環器科の外来を訪れる患者さんの数も増加したため、平 成18、19年度の診療実績はそれまでと比較して大幅に増加しました(カテーテルによる冠動脈 形成術の件数は前年度比で約2倍、など)。
  今後も地域の期待にこたえられるよう、さらに体制を整えて参ります。

icon  平成19年度分 : 平成19年4月〜平成20年3月

入院患者人数 : 960名
冠動脈造影検査 742 件
カテーテルによる冠動脈形成術 207 件
カテーテルによる末梢血管形成術 13 件
ペースメーカー植え込み・交換術 42 件
下大静脈フィルタ留置術 7 件
冠動脈CT検査 347 件
心臓核医学検査 148 件
臨床心臓電気生理学的検査 50 件
カテーテルアブレーション(平成20年1月から開始しました) 3 件
ホルター心電図 570 件
心エコー(外来分) 2077 件
トレッドミル運動負荷心電図 629 件

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スタッフ紹介

icon  医師
役職 氏名、卒業年次 資格等  及び  専門領域
部長 斉藤俊一 <資格等>
日本循環器学会専門医
日本内科学会認定医
<専門領域>
虚血性心疾患、心臓核医学、心不全
医長 簗詰徹彦 <資格等>
日本循環器学会専門医
日本内科学会認定医
<専門領域>
心不全、運動療法
医長 神垣光徳 <資格等>
日本循環器学会専門医
日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
<専門領域>
虚血性心疾患の治療と予防
医長 白井真也 <資格等>
日本循環器学会専門医
日本内科学会認定医
<専門領域>
心臓超音波、不整脈
医員 渡邊武史 <資格等>
日本循環器学会会員
日本内科学会認定医
<専門領域>
心不全、虚血性心疾患、肺高血圧
嘱託医 伊東直史 <資格等>
日本循環器学会専門医
日本内科学会専門医
<専門領域>
虚血性心疾患、肺高血圧
嘱託医 宮元 憲次郎
(平成4年)
<専門領域>
不整脈
嘱託医 池田 大輔
(平成10年)
<資格等>
日本循環器学会専門医
日本内科学会専門医
嘱託医 小岩 弘明
(平成14年)
<専門領域>
不整脈

icon  臨床工学技士
大宮裕樹、難波泰弘、小倉直浩、斉藤孝明、棚田智之

icon  理学療法士
江端純治(専従)※2、山越霞(専従)、荒谷隆、金内利明、高橋友哉、若杉大、上泉理
※2、日本心臓リハビリテーション学会認定・心臓リハビリテーション指導士

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外来診察表

午前 斉藤俊一
白井真也
白井真也
神垣光徳
斉藤俊一
神垣光徳
簗詰徹彦 斉藤俊一
渡邊武史
午後 簗詰徹彦  
 
簗詰徹彦 宮本憲次郎
(第2、第4木曜のみ)
斉藤俊一

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